エッセイを書き始める前にする準備
大学出願エッセイの最初のステップは「書くこと」ではありません。
実は、多くの生徒が一番時間をかけるべきなのは、“書き始める前の準備”なのです。
「何を書けばいいかわからない」その前にすること
私がこれまでサポートしてきた生徒の多くが、最初に口にする悩みは「テーマが決まらない」です。たくさん、どこから始めればいいのか迷ってしまうこともよくあります。
でも、エッセイのテーマは突然“思いつく”ものではなく、自分の経験・価値観・目標を丁寧に掘り下げていく中で、自然と見えてくるものです。
自分にしか語れないストーリーを見つける
「このテーマ、よくあるものじゃないですか?」
そう聞かれることが本当に多いです。たとえば「日本からの移住体験」や「家族の文化的背景」は確かに共通する学生が多いかもしれません。でも、その経験から何を感じ、どう乗り越え、どんな視点を得たのか。それはあなたにしか語れない物語です。
同じ移住の話でも、ある生徒は言語の壁に悩み、別の生徒は家族の頑張りにフォーカスする。ストーリーの切り取り方、感情の動き、学んだことは一人ひとり全く異なります。
まずは、自分の「Who you are」を整理しよう
書き始める前の準備としておすすめなのは、以下のような問いに答えてみることです:
最近、自分が成長したと感じたのはどんなとき?
乗り越えた困難と、そこから得た教訓は?
自分が大切にしている価値観は何か?
将来、どんな影響を人や社会に与えたいと思っているか?
これらの問いを通して、自分自身の「軸」や「価値観の源」に気づくことができます。これは、どんなエッセイテーマを選ぶときにも、深みと一貫性を持たせる土台になります。
自分軸を探そう
エッセイの質は、“どれだけ早く準備を始めたか”で大きく変わります。今この時期に「自分を言葉にする練習」を始めることで、生徒さんは自信を持って出願のピークを迎えることができます。
私は、生徒一人ひとりの声に耳を傾け、自分の「Who you are」を見つけるプロセスを丁寧にサポートしています。ご興味ある方はこちらから無料コンサルを登録ください。